2018年受賞
受賞
A-24-00292-2018-S(入賞9)

芯持ち垂木復活計画

古川製材株式会社(岐阜県)


ソーシャルデザイン部門
技術・建材分野
技術/新たな製造・加工・保存の技術

飛騨高山の暮らしの拠り所である深い軒を作る芯持垂木が消滅の危機に瀕している。規格化と逆行した乾燥出来ない生ものである芯持垂木は工業化と分業化が進む住宅構造材流通に適さない。飛騨高山の人々に安心・快適な暮らしを提供する住宅を今後も作り続ける為に住宅会社と林業組合が事前に情報共有する事で垂木を復活した。

評価のポイント

木の先端部分が原料である垂木は反りや捻じれが激しく、切ったらすぐ角材加工し屋根に固定しなければならず、生産効率の面から消滅の危機にあった。技術の伝承と地域文化の継承を形にした仕組みづくりの好例である。
サイズ(Wmm×Dmm×Hmm)
60×4,000×60
重量(g)
2000
価格
1,500円
入手方法(連絡先)
古川製材にて住宅を新築・リフォームされる方に提供

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