2018年受賞
奨励賞 (審査委員長賞)
D-67-00030-2018-L(奨励賞5)

住宅の長期使用を実現する木質材料の接着耐久性評価に関する研究

積水ハウス株式会社(大阪府) /国立大学法人静岡大学 (静岡県)


ライフスタイルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用の人への効果・効能に関する調査・研究

本研究は、木造建築物の安全性に関して大きく影響を与える要因である接着要素に対し、その構造強度を損なう恐れがある劣化に関する評価を行うものである。まず木材使用量が大きい集成材に対し研究を行い成果を得た。その後に近年JISに加えられた構造用MDF・PBに対し、釘接合時の耐久性の評価を行った。

評価のポイント

重要であることが認識されつつも研究対象としてはなかなかハードルの高かった分野に挑んだことは素晴らしい。新たな技術、製品の市場投入が増加するなか、こうした地に足の着いた実験・実証は大変重要である。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
促進劣化試験の結果を以下にて公開済
【集成材の接着耐久性評価】第64回日本木材学会大会研究発表要旨集(2014)
【木質パネルの接着耐久性評価】第68回日本木材学会大会研究発表要旨集(2018)

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。