2017年受賞
受賞
A-28-00886-2017-S(入賞55)

ヤマケン木のテント

山と木文化の研究会(京都府)


ソーシャルデザイン部門
技術・建材分野
技術/新たな木質素材の技術

ヤマケン木のテントは、一般的な鉄パイプとビニール布製の組立式テントを、国産木材の角材と杉皮、わらで編んだ荒縄を材料にした作り方に替えていくプロジェクトである。これにより仮設空間の修景に加え、国産木材の需要を喚起、国内人工林で起こっている問題の周知、啓発のきっかけ作りになる事を意図した。

評価のポイント

木製テントという驚きを感じさせながら、施工・解体・保管の容易さ、材料の汎用性、用途に合わせた活用形態など、多様な場面での使用が見込める、新たな空間ツールといった趣が楽しい。杉皮や男結びとったこだわりからも思いが伝わる。
閲覧先(連絡先)
山と住文化の研究会 ヤマケン木のテント担当 高橋勝 e-mai:office@t-masaru.net

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