2015年受賞
受賞
A-01-00552-2015(24)

地域産小径丸太材による屋根付き駐輪場

古川 忠稔(愛知県) /名古屋大学工学部施設整備推進室 /堀内建築構造設計事務所


ライフスタイルデザイン部門
技術・建材分野
建材・部材の新領域、その他/複合的・業際的な機能の建材・部材

間伐材の採算性向上と高付加価値化を目指し、都市部・農村部で需要が多い屋根付き駐輪場を創案した。3本の丸太材を立体的にクロスさせた柱材と屋根梁材により強度剛性を確保し、通直材の組み方と仕口加工・金物接合の工夫で少人数での資材運搬と組立を可能にした。ユニット部材のため、部品交換管理が容易で、個人宅~公共施設まで利用状況に応じた設営展開が可能。

評価のポイント

駐輪場と地域材活用を組み合わせたシステムとして面白い。小径木の用途開発の新提案として評価できる。
閲覧先(連絡先)
協同組合「健康木の住まい」“ ウッド・ビレッジ” 事務局

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