2016年受賞
受賞
C-43-00355-2016-S(入賞37)

日本の森と里山を守り、人と生物を育む紙「里山物語」の取り組み

中越パルプ工業株式会社(東京都) /特定非営利活動法人里山保全再生ネットワーク (長野県)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
パートナーシップ/連携・協働のシステム・仕組み

製紙業界随一の間伐材集荷量を誇る中越パルプ工業が、「紙だからこそできる」誰もが社会に貢献できる仕組みの紙が「里山物語」です。クレジット方式で間伐材を最大限に活用することで森林保全、紙代金に含む寄付金により里山で活動する団体を応援することで生物多様性保全を図ることができ、紙を使う誰もが、参加できます。

評価のポイント

証明書付間伐材の積極活用で購入を通じて里山保全、生物多様性保全へ関わることができるプラットフォームを構築している。こうした製品の存在と流通自体がコミュニケーション行為となっている点で横展開の可能性を感じさせる。
体験・入手方法(連絡先)
従来の印刷用紙を「里山物語」と指定するだけで、誰でも容易に社会や環境に貢献できる。
費用(参加費・入場料など)
約1,000,000円(里山寄付金運用実績)

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
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