2015年受賞
受賞
A-01-00595-2015(13)

上熊本駅改築

九州旅客鉄道株式会社(福岡県)


ライフスタイルデザイン部門
建築・空間分野
木造建築(店舗・施設)/公共施設(駅舎、交通関係施設含む)

上熊本駅は、熊本県による連続立体交差事業によって高架化され、平成27年3月に完成した。駅舎のデザインは水戸岡鋭治氏が監修し、木材をふんだんに使った「ぬくもり」を感じる駅とした。地域の材料である県産材を用いるために熊本県・熊本市と共に検討を重ね、県産材の桧を防風スクリーンに、杉をホーム天井に使用し、駅を利用するお客さまや地域のみなさまが、木の温かみ、木材空間の快適性を再認識することを期待している。なお、大正時代の旧駅舎は、地域住民の要望により、平成17年度に熊本市交通局の駅舎上家として一部保存移築している。

評価のポイント

日常的に利用される駅を地域材を活用して改築しており、地域に愛されるための工夫を施す姿勢に共感する。

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