A-01-00289-2015(9)
ホテル&レジデンス南洲館
根本修平(鹿児島県) /第一工業大学工学部建築デザイン学科根本研究室 /ホテル&レジデンス南洲館 /株式会社カゴシマ船場
ライフスタイルデザイン部門
建築・空間分野
店舗・施設関係/宿泊施設(ホテル・旅館)
シングルルーム2部屋をつなぎ、最大6名が宿泊できるファミリールームに客室を改装しました。交流の場であるダイニングとベッドルームで構成され、将来はドミトリーとしても利用できるように計画しています。ベッドなどの家具類には、可能な限り木材を採用し、積極的に木質化を試みました。用いた角材は、通常下地に使用される小断面部材です。大量に使用しても安価に整備できるように設計したほか、熟練工ではなく大学生でも施工できるように、単純な作業を繰り返すことによって形態が得られる工法を採用しました。
評価のポイント
インバウンド旅行者の受け入れ等、今後の需要が見込まれる分野において、木材をうまく活用しつつ利用形態を広げる発信性ある提案である。
仕様
スギ角材井桁組
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