A-11-01261-2016-L(入賞 20)
屋敷森の家
木曽善元建築工房(秋田県)
ライフスタイルデザイン部門
建築・空間分野
住宅関係/戸建・注文住宅(店舗併用住宅含む)
居間と屋敷林の間には秋田杉の格子を取付けたデッキが設けられている。格子にはネットが張られており、夏の虫対策、冬の雪対策として機能する。1階南側の3間分は扉になっており、開放するとよりオープンな空間となる。外壁は杉板張りの上にデッキと同様に格子を取付けることによって、デッキとの一体感を演出している。
評価のポイント
秋田杉を多用した木造住宅で、目を引くのはウッドデッキとその周りに取り付けられた格子である。これによって、屋外でも屋内でもない中間領域を生み出し、開放感と温もりを演出した。母屋とデッキが一体化した外観は周囲の自然や森になじんでいる。
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