2016年受賞
奨励賞 (審査委員長賞)
C-37-00732-2016-S(奨励賞14)

組手什協議会による熊本震災支援

組手什おかげまわし協議会(愛知県) /あいちの木で家を造る会 (愛知県) /賀露おやじの会 (鳥取県) /福島県古殿町 (福島県) /登米森林組合 (宮城県) /日本の森バイオマスネットワーク (宮城県)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
パートナーシップ/連携・協働のシステム・仕組み

各地の森林から間伐小径材、製材端材より組手什が生産されている。今回の災害支援に向けて、生産地8カ所から集荷された。被災地では、森林ボランティアにより届いた当日に配布、組み立てられて避難所へ提供された。さらに避難所の組手什は、仮設住宅へと使い回されつつある。組手什は最長、1,600kmの旅をした。

評価のポイント

産地協働による被災地支援の取組だが、全国8か所の地域をまたいでの実践はハードルが高いと予想されるが、見事に実現した。組手什そのものは各地域材で生産されるが、形状等は標準化されており、各地域ものが混在しての活用が可能である。短期間で多くの資材を集めることができ、被災地支援と地域材活用の両輪を回す良質な作品である。
仕様
【実績】組手什 5,400本、270万円相当の寄贈
体験・入手方法(連絡先)
組手什おかげまわし協議会

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。