2015年受賞
受賞
D-03-00244-2015(354)

地域材を利用した安全・快適住宅の開発と評価

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所(茨城県)


ソーシャルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用の人への効果・効能に関する調査・研究

これまで実験室レベルのものが主体であった木質材料に関する研究開発について、実際の木造住宅への応用に関する諸問題についても取り組むため、各種木質材料やその関連技術を取り入れたモデル木造住宅を所内に建設しました。実際の戸建て木造住宅における建設初期からの性能変化に対する経時的な測定例及び内装材に由来する快適性や音・振動に関する居住性の複合的・系統的な研究例は少なく、得られたデータは木質系材料の開発及び木質構造の発展のための貴重な資料になると考えています。

評価のポイント

木造住宅の体験型施設であり、時系列でデータ収集と分析を行なっていることは重要である。木造住宅の良さを証明するエビデンスとして、社会有用性がある。

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