D-03-00538-2015（347）
耐火木構造部材「COOL WOOD（R）」（1時間、2時間）
株式会社シェルター(山形県)
ソーシャルデザイン部門
技術・建材分野
技術の新領域、その他／複合的・業際的な技術
①構造計算された構造支持部を、市販の石膏ボードで包み外側を木で覆うことにより、鉄筋コンクリート並みの構造耐力や耐火性能を保持し、同時に木の温もりと見栄えを確保した。②構造支持部には、日本の森林の約半分を占める比重の軽いスギを含み、どのような樹種でも使用可能とした。③日本初の２時間耐火の国土交通大臣認定を取得し、建築基準法上、木造で大規模かつ14階建てまで建築可能となる。国産木材を利用拡大する「公共建築物等木材利用促進法」を踏まえた大規模・高層の木造技術の基盤技術を確立した。
評価のポイント
木材・石膏ボード・木材の三重構造で耐火性能を向上させ、地域のシンボルとなる木造大規模建築を可能にした。地域貢献性の高い技術である。
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