2015年受賞
受賞
D-02-00640-2015(340)

木質住環境の見えが生理・心理・認知反応に及ぼす影響

京都大学農学研究科森林科学専攻生物材料設計学分野(京都府) / 京都大学 生存圏研究所 (京都府)


ハートフルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用の人への効果・効能に関する調査・研究

人が直接見たり触れたりする部分に積極的に木を使うことは大歓迎です。しかし、量だけでなく「木をどう使えば人によいか」という質的発想にも基づいて木質住環境のデザインがなされるべきです。「木がどのくらい見えればよい?」「縦貼りと横貼りでどちらが快適?」「節が見えるとダメ?」のような単純なデザイン因子であっても,これらが居住者に及ぼす影響は客観的にほとんどわかっていません。現代の住空間に木材をどのように実装すれば人に好ましい影響を及ぼしうるのか、科学的なデータに基づいて示すために,実験的な検討を行いました。

評価のポイント

木の有用性のなかで、視覚に関連するデータの解析を行ない、成果を上げている。空間デザインや内装設計などに貢献する知見である。

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