2015年受賞
奨励賞 (審査委員長賞)
C-03-00811-2015(38)

大工の手

一般社団法人わざわ座(東京都)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
広報・普及啓発活動/イベント・ワークショップ

「大工の手」とは、木の家を建てた大工が、誠実な素材でその家に似合う家具をつくり、家と一緒に永く愛着をもって使ってもらう。それを工務店とデザイナーが支援する。木の家具をつくると共に心が繋がる新しい家具のかたち。そして「手仕事を広める運動」です。大工は木を使いこなす手技をもっていますが、その手を活かす環境がここ数年で極端に減り、大工のなり手も少ない。身近な家具をつくることで、その技を活かして誇りを生む仕事にしてほしい。そんな想いも「大工の手」の目的のひとつです。家具の計画は、手仕事集団「わざわ座」に参加する地域のデザイナーが手がけ、生活と環境を心がけた持続可能な家具を目指します。大工・工務店が工房となる新たな「デザイン×ものづくり」のプラットフォームです。

評価のポイント

大工が家を作り、その延長線上で家具も作ることで、家具と家をつなげていくユニークな取組。大工とデザイナーのコラボレーションによって質の高い家具開発が実現しており、住まいと家具双方に木づかいの愛着を促している。
仕様
Jパネル
価格
おおよそ15,000円~150,000円(大工の手製品の販売価格)
閲覧先(連絡先)
「大工の手」の活動に取り組む工務店

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