2015年受賞
受賞
D-01-00972-2015(334)

小田原地域における木工製品の特色を活かした工作機械導入による製品デザインの考案

髙畠梓(神奈川県)


ライフスタイルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用の人への効果・効能に関する調査・研究

小田原地域には、歴史と共に歩んできた木工芸が数多く残っています。それらは伝統工芸として認められる日本のモノづくりの原点と言えるものです。中でも寄木細工は木素材そのものの色を文様としたことで有名です。地域の伝統産業である寄木細工の持つ特徴を、現代のライフスタイルに合う身近な製品に活かし、新たな木製品の考案・制作・研究をしています。多種多様な木を積層することで生まれるストライプ模様はデザインの幅を広げ、様々なアイテム・シリーズ展開を可能にします。地元の技術所職員の方、職人さんやアーティストの方にご協力頂き制作しました。

評価のポイント

寄木細工の伝統と現在のライフスタイルをつなぐ、デザインマインドを喚起する取組として評価した。今後は多様なプロダクツを生み出す仕組みづくりにも期待したい。

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