2015年受賞
受賞
D-01-00930-2015(326)

ベニアハウスプロジェクト

株式会社小林・槇デザインワークショップ(東京都) /慶應義塾大学大学院 小林博人研究室


ライフスタイルデザイン部門
技術・建材分野
技術の新領域、その他/複合的・業際的な技術

べニアハウスは、東日本大震災後に生まれた、早く安く簡単にセルフビルドで建設できる構法。世界中で手に入るベニア合板から切り出した、人が手で運べるサイズのパーツを、特殊な技術や工具なく組み立てることで建物フレームが建設できる。データの共有で同質なものを個人が、プラモデルのように素人が建設できることから、家づくりが「自分ごと」となり、また協力して施工する過程がコミュニティや地域文化を育てることにもつながる。現在国内外で5軒が竣工。

評価のポイント

震災時の仮設住宅対応も含め、社会的意義の高い取組である。誰でも組み立てることができるという簡便さはこれまでにない発想である。
価格
330万円/100m2(参考価格、外装含、施工監理費除)
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
KMDW/株式会社小林・槇デザインワークショップ

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