2015年受賞
受賞
C-03-00928-2015(288)

十津川式林業6次産業化に向けた取り組み

十津川村(奈良県) /十津川村森林組合


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
パートナーシップ/連携・協働のシステム・仕組み

村として国内最大の面積を持つ十津川村は、面積の96%、64,000haという広大な森林を有し、この奥山の森林を守るためには、森林を活かした「内発的」活性化で、村に雇用と所得を生み出し、経済的自立を図ることが不可欠です。村では、「林業6次産業化」を掲げ、(1)素材生産量の増大、路網整備、機械化等の林業再生に取組みながら、(2)村内から都市部工務店へ製品を直販する産直住宅システムの構築、(3)平成23年紀伊半島大水害後の仮設・復興住宅、小・中学校の新校舎を木造で建設、(4)家具生産・販売に取り組むなど、村内で木材の付加価値を高め、流通させる仕組みの構築を進めています。

評価のポイント

地域連携の手法に優れており、クリエイティビティも高い。木材の付加価値化開発が、自発的な地域の動きにつながっている。

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