2015年受賞
受賞
C-03-00925-2015(282)

流域思考に基づいた木材の地産地消ブランドおよび地域経済循環システムの構築

木曽川流域 木と水の循環システム協議会(愛知県)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
パートナーシップ/連携・協働のシステム・仕組み

河川流域を一つの地域経済圏として捉える「流域思考」に基づき、長野県、岐阜県、愛知県、三重県を流れる木曽川の上流域から産出する良質な木材を「流域材」としてブランド化し、下流の消費地での需要創造を図ります。森林から住宅づくりに至る川上から川下の関連事業者が連携し、流域材を活用した「木曽川流域のつながる家」を供給するなど地域の魅力的な家づくりを推進します。また、家具や燃料、水や農林水産物など流域で得られる恵みのブランド化、流域の産業・文化・自然を体感できるツアーやイベントの開催など、流域圏の理解と交流の活性化を促進します。

評価のポイント

流域を地域経済圏と捉え、川上・川中・川下を結んだブランド化を図る良質なビジネスモデル。プロダクトアウトだけでなく、生産者と消費者の接点構築の仕組みがある点も良い。

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