2015年受賞
受賞
C-03-00938-2015(266)

いっぽんの木から

黒越啓太(兵庫県)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
広報・普及啓発活動/イベント・ワークショップ

福井県鯖江市の山間地域において放置されつつある杉山の杉を、一本単位で山の持ち主が主に使用できるものを製作した。山主とともに木を伐り出し、製材して、作品をつくり、地域へ設置する活動。先代から山を引き継いだが、現在の持ち主は林業等とは無縁で自らの山の範囲さえも把握できなくなっている。現状的な放置林問題解決策等ではなく、個人で扱う事のできるミニマムな提案として、新たに地域の材が地域に貢献する暮らしを提案した。

評価のポイント

作品を拠点として集いが行なわれ、コミュニケーションツール化している点が面白い。デザイン性の良さも評価できる。

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