2023年受賞
受賞
J-105-00314-2023-S(入賞3)

木質粉体の湿式押出成形

三重大学 木質分子素材制御学研究室(三重県)


ソーシャルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究の新領域、その他/異分野視点による調査・研究

木質粉体に水溶性セルロース誘導体を添加すると,湿式押出成形が可能となり,成形後乾燥によりオール木質成形品が得られる。セラミックスに用いる真空混練押出成形機を流用してシート,ハニカム,板,チューブ等の大量連続成形,クエン酸内添による成形品の水不溶化にも成功しており,新たな木材成形技術として期待される。

評価のポイント

木材の成形、加工のさらなる可能性を求めて、木紛の湿式押出成形に取り組んだ研究。様々な形状に木材を加工できれば、より複雑なデザイン、木どうしの組み合わせ、など新たな木材活用の展開につながる。さらなる技術進化に期待したい。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
大学研究室,あるいは,展示会出展の際にブースにお越しいただければ,見ていただくことが可能です。木材学会等の学術会議でも学会発表を行っています。

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。