J-104-00377-2023-L(入賞2)
生分解性を持つ透明木材の研究
株式会社 資生堂(東京都)
ライフスタイルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/その他の調査・研究
近年、可視域の光学的透明性を持つ透明木材は、建築分野や機能性有機材料など環境への配慮が重要な分野で注目されています。その一方で、これまでの透明木材は生分解性が十分ではないとされていましたが、本研究では生分解性と光学的透明性を合わせ持つ透明木材の開発し、その力学的特性と化学的特性を明らかにしました。
評価のポイント
温もりある質感はそのままに、透明な木材が使えるようになれば、設計やデザインの幅はさらに広がり、空間そのものあり方も変えてしまう可能性がある。本研究では生分解性と透明性の併せ持つ木材の開発に取り組んだもの。デザイン領域への新たなインパクトにつながるとよい。
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セルロース学会第30回年次大会要旨集
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