2022年受賞
受賞
J-104-00163-2022-S(入賞2)

持続的な木材利用を支えるエリートツリー

国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター(茨城県)


ソーシャルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/その他の調査・研究

昭和29年から国家的事業として選抜を進めてきた「精英樹」のうち、特に成長等の形質に優れたものを交配して生まれた子供の中から選りすぐられた、第2世代以降の精英樹のことをエリートツリーと呼び、造林の初期投資の削減や、伐期の短縮が期待され、これからの林業や木材利用を大きく変えることが期待できる。

評価のポイント

成長度に優れた木を交配して、次の木材利用につなげていく先進的な研究。林業活性化の支援にも貢献する、時間を経た木のデザインの視点が素晴らしい。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
エリートツリーは、林木育種センター、北海道育種場、東北育種場、関西育種場、九州育種場や展示林にて閲覧できます。下記Webページよりお問い合わせください。林木は、何十年以上にもわたって、厳しい自然条件のもとで生育するため、美しく豊かな森林づくりには、遺伝的に優れた特性を持つエリートツリーが重要なため、要請に応じて、都道府県等へ技術指導を行っています。

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
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