2022年受賞
受賞
H-83-00029-2022-S(入賞6)

地学連携による空き家を活用した学生シェアハウス「とびっこハウス」の取組み

島根大学総合理工学部建築デザイン学科(島根県) /一般社団法人 まちづくり鳶巣 (島根県) / 島根県立大学出雲キャンパス看護栄養学部 (島根県) / 一般財団法人 島根県建築住宅センター (島根県) / 島根県土木部建築住宅課 (島根県) / 出雲市都市建設部建築住宅課空き家対策室 (島根県)


ソーシャルデザイン部門
コミュニケーション分野
パートナーシップ/連携・協働のシステム・仕組み

地域・大学・行政が協働した取組みである。木造2階建の空き家を活用し、島根県立大学出雲キャンパス看護栄養学部で看護師等を目指す4名のための学生シェアハウス「とびっこハウス」に再生した。改修には国産針葉樹合板を表しで用い、各居室内の家具(デスク,ベッド等)も合板で島根大学の学生が中心となって製作した。

評価のポイント

学生のための家を自らの手でつくるという貴重な取組。どのような空間がよいか、そのためにどのように木を使いデザインするのか、を自分事として体験できる点は重要だ。
体験・入手方法(連絡先)
学生シェアハウスのため居室部分は非公開である。未改修の平屋の和室・縁側部分はコロナ禍の収束後は、看護栄養学部の学生による健康相談教室などが地域向けに実施予定である。連絡先「まちづくり鳶巣」。
費用(参加費・入場料など)
「とびっこハウス」は、地域住民による「一般社団法人 まちづくり鳶巣」によって管理運営されており、入居学生は家賃25,000円程度/月の家賃、さらに共益費を4人で折半した金額を毎月支払っている。

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。