2022年受賞
奨励賞 (審査委員長賞)
J-101-00196-2022-S(奨励15)

木材の未来を拓くゲノム診断技術

住友林業株式会社(茨城県) / 北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場 (北海道) / 北海道立総合研究機構 森林研究本部 林産試験場 (北海道)


ソーシャルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用のマーケティング・販促に関する調査・研究

木材が持つ可能性を拡げてサーキュラーエコノミー社会を実現する。育種には何十年もの時間がかかりますが、ゲノム情報を診断に利用して新品種開発のスピードアップを図ります。本研究では木材強度を診断することで大型建築の構造材にも利用できる高強度品種の開発に繋げ、日本の森林および木材の付加価値向上に寄与します。

評価のポイント

効率的かつ市場の需要に応える木材の供給と利用に貢献する先進的な技術開発である。本作品の研究対象はカラマツだが、多様な木材調達の選択肢が増えることで、多様な木造・木質化の設計や開発の幅が広がっていく。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
・光珠内季報No.203
・「令和4年 北海道森づくり研究成果発表会」webページ
・第133回日本森林学会大会要旨集
・第72回日本木材学会大会要旨集

※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。