F-30-00366-2022-L(優秀2)
木製浮き基礎工法
越井木材工業株式会社(大阪府)
ライフスタイルデザイン部門
技術・建材分野
技術/新たな構造・構法・工法の技術
木製浮き基礎工法は、掘削した地盤に井桁状に防腐処理丸太を組み埋設する組立式の直接基礎工法です。基礎の直下、組み上げた丸太の間に砕石等を充填し締固め、基礎と土層を固定します。既存のRC基礎の代替となる環境配慮型の基礎工法として開発しています。現在は、設計事務所や建設会社等の利用を想定しています。
評価のポイント
基礎という分野にも木材を積極的に活用し、解体・廃棄・再利用までを含めたライフサイクルコストにおける優位性と環境配慮を施主や事業者が意識を向ける契機となる点は高く評価できる。防腐処理を施した解体部材は再利用も容易で、杭や擁壁などの土木分野での再利用も可能である。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
下記リンク、他、新聞・雑誌・学会誌などで本技術の閲覧が可能。又、木構造振興のHPより補助事業報告書でも取組み成果(PDF)が入手可能。技術提供やより詳細な情報については、弊社までご連絡ください。
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