B-01-00784-2015（15）
間伐材もく糸クロス
株式会社和紙の布(大阪府)
ライフスタイルデザイン部門
技術・建材分野
技術／新たな木質素材の技術
もく糸クロスは、森林整備で出る杉・檜の間伐材を「チップ化→蒸解→機械漉き和紙→糸を織った布」にして出来た壁装用のクロスです。国内で循環型生産が可能な天然資源から出来たオンリーワンの素材です。もとは衣料用に開発された糸で造られた布で、針葉樹の持っている天然由来の機能と特性があります。（1）クロスの表面の風合も優しく奇麗で、保温性、断熱性、通気性、吸湿性に優れている、（2）毛羽立ちが無く、ホルムアルデヒドの発生も無く敏感肌の方にも優しい、（3）紫外線も通し難くブラインド、カーテンなどへの汎用性、（4）漂白剤を使わず木のナチュラルな色を表現、（5）不燃・ホルムアルデヒドなどの認定番号も取得、退色性・摩耗性もクリアー。林業・木材業・建築業と繊維産業の連携で地域ブランド化し、地産・地商のGlocal・クールジャパンを目指します。
評価のポイント
木糸の開発には新規性があり、製品としての質感のクオリティが非常に高い。建材としての可能性が広がり、多用途に向けたデザインや製品化が期待できる。
仕様
間伐材を活用して作った和紙織物で作った壁装用クロス
価格
3,500円／m（巾92㎝）
入手方法（連絡先）
ホームページからメール・ファックスで注文
※掲載している内容・価格などは、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
詳しくは受賞作品の連絡先へお問い合わせください。