D-68-00126-2020-H(5)
寝室に木材系内装や家具が多いと働く人の不眠症の疑いが少ないことを実証:筑波大学睡眠疫学プロジェクト
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所(茨城県) / 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 (茨城県) /筑波大学医学医療系産業精神医学・宇宙医学グループ (茨城県) /帝京大学 (東京都)
ハートフルデザイン部門
調査・研究分野
調査・研究/木材利用による環境影響・貢献に関する調査・研究
「健康に良いこと」を示すエビデンス(根拠)は、木材の利用を広げていくチャンスである。疫学調査により、働く人の自宅の寝室で木材系内装や家具が多いと不眠症の疑いが少ないことをデータにより初めて明らかにした。好みに応じて自宅の寝室に木材・木質を取り入れるという実践的に展開しやすい内容の研究である。
評価のポイント
本研究では睡眠のメカニズム、睡眠と心身の関係、木材の健康効果の3つに取り組んだ点が重要である。エビデンスが整うことで、寝室の家具や内装材に木材を使うことの必然性が認められ、利用がさらに加速されることを期待したい。
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