2020年受賞
受賞
A-20-00833-2020-S(90)

東武鬼怒川線 新高徳駅 木造駅舎レトロ化

東武鉄道株式会社(東京都) /株式会社オー・エヌ・オー大野設計 (東京都) /東武建設株式会社 (栃木県)


ソーシャルデザイン部門
建築・空間分野
木質化・リノベーション/公共施設

東武鬼怒川線においてはSL大樹の運行開始以降レトロ化を進めており「新高徳駅」についても統一した世界観を今回つくり出している。“内外装の全面的な木質化”を推進し、色味や外壁の下見板張り、縁側の設置や駅名板などレトロ感を表現した。あわせて登録有形文化財のホーム上家の復原補修も行っている。

評価のポイント

SL路線の駅舎の統一デザイン化の一環であり、旅の非日常感を味わう仕掛けとして、全面的な木質化を推進している。ここを拠点として店舗や観光地、街づくりへとレトロ感を醸し出す木質化がさらに広がり、路線エリアの魅力が高まっていくことを望む。

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