2020年受賞
受賞
A-13-00773-2020-S(80)

森と住処を結ぶ小径木の家|9センチ角材のセルフビルドハウス

長谷川順持建築デザインオフィス株式会社(東京都) /株式会社プロトハウス事務局 (福岡県) /株式会社ハヤシ工務店 (千葉県) /株式会社テオリアランバーテック (長野県) /株式会社勝野木材 (長野県) /有限会社ヤマカ木材 (長野県)


ソーシャルデザイン部門
建築・空間分野
住宅関係/戸建・注文住宅(店舗併用住宅含む)

国産材の小径丸太|間伐材の有効活用|平屋住宅の主構造を9センチ角材だけで架構した住まい。短材で軽量、子供や女性でも材料がとりまわせる。公的機関で検証した特殊木製ダボで接合も単縦化。この特性を活かし素人だけで建前を完遂したセルフビルド住宅。耐力壁、屋根下地に合板を不使用。災害時に備えたソーシャル構法。

評価のポイント

間伐材の高付加価値化を目指す、9センチ角材+木製ダボの住宅モデルで、住民や使い手の参加型を促すソーシャルプロダクツの良質な提案である。格子状の壁は光も取り込み、ギャラリー的な利用もできるため、趣味部屋や展示スペース、交流の場などに活用できそうだ。
仕様
杉・檜|90×90材|プレカット|ダボ穴工場施工|特殊ダボ
サイズ(Wmm×Dmm×Hmm)
最大2間サイズまで
価格
架構図作成|計画ごとに見積可能
入手方法(連絡先)
長谷川建築デザインオフィス|interactive-concept@co.email.ne.jp

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