A-09-00756-2020-S(76)
有明体操競技場
株式会社日建設計(東京都) /清水建設株式会社 (東京都) /公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 (東京都)
ソーシャルデザイン部門
建築・空間分野
店舗・施設関係/公共施設(駅舎、交通関係施設含む)
有明体操競技場は、国際規模のスポーツ競技大会施設として利用され、大会後は仮設の客席部分等を撤去し、一部改修された後に展示場として利用される予定。かつて貯木場であった本敷地の記憶を表出したものであり、木の持つ特性を考慮し、適材適所な木材利用を追求した。日本各地から木材を調達し、約2,600m3使用。
評価のポイント
日本の伝統的な木造建築の美しさを醸しつつ、多くの観客を迎え入れる競技場としての機能性を併せ持つ、世界に発信すべき建築である。競技エリア天井の木架構の現しなど、「質素で潔い建築」が見る者を圧倒する。
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