2019年受賞
最優秀賞 (農林水産大臣賞)
D-63-00175-2019-S(入賞4)

日本初となる中高層木造ハイブリッド建築を実現する技術の実証

三菱地所株式会社(東京都) /株式会社竹中工務店 (東京都) /山佐木材株式会社 (鹿児島県) /田島山業株式会社 (大分県)


ソーシャルデザイン部門
技術・建材分野
技術の新領域、その他/複合的・業際的な技術

本プロジェクトは鉄骨架構を部分的に木造化した集合住宅である。木造ハイブリッド化するにあたり、CLTを床と耐震壁、耐火集成材を柱として使用する際の技術的な問題を分析して課題化し、その解決を狙いとした。構造性能や耐火性能、居住性、生産性を高める木造技術を検証し、展開に向けたモデル事業として取り組んだ。

評価のポイント

低層建物に使われていた木構造部材を中高層建築にも使用できる技術を開発、CLT を床材に使った国内初の高層10 階建ての建築物。耐火性能、遮音性能といった安全性や利便性の技術検証とともに、工期短縮によるコストメリットも実現した。今後期待される非住宅分野への木造建築にも活かされる技術である。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
閲覧は報告書データのダウンロード提供(公益財団法人日本住宅・木材技術センター)

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