2019年受賞
受賞
A-29-00310-2019-S(入賞81)

企画展「萬古焼の粋」会場デザイン

ミエケンジンカイ(東京都) /萬古陶磁器振興協同組合連合会 (三重県) /中勢森林組合 (三重県)


ソーシャルデザイン部門
建築・空間分野
建築・空間の新領域/その他の業際的な領域

三重県四日市市の伝統工芸「萬古焼」の開祖、沼波弄山生誕300年を記念した企画展「萬古焼の粋」が市内のばんこの里会館で開催された。江戸時代から現在までの萬古焼の歴史を俯瞰することのできる展覧会で、応募作品は三重県産の杉を使った会場のデザインである。

評価のポイント

陶磁器業界と林業業界をつなぎ、双方の活性化を目的に三重県産の杉を使用した。杉の柔らかさと香り、表情は展示空間に適度な安らぎをもたらしてくれただろう。この取組を機に、同会館が地域の木育活動の拠点として利用されるようになった点も特筆ポイントである。
閲覧先(連絡先)
ばんこの里会館(三重県四日市市陶栄町4-8)

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