2018年受賞
受賞
D-63-00536-2018-L(入賞4)

木から醸し出される香り豊かなアルコール~世界初の木のお酒を目指して~

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所(茨城県)


ライフスタイルデザイン部門
技術・建材分野
技術の新領域、その他/複合的・業際的な技術

木を原料として樹木の香りを豊富に含むアルコールを製造する技術を開発した。製造されたアルコールは現段階ではお酒ではないが、今後安全性が確認されれば木のお酒を製造する技術になりえる。様々な樹木から様々な風味を持つお酒が製造できれば、木材需要の活性化、木の魅力の再確認に貢献できると考える。

評価のポイント

新しい粉砕技術によって、薬剤処理や高熱処理をせずに木材を糖化・発酵でき、飲用を目的としたアルコール製造に成功した。今後研究がさらに進めば、樹種ごとの風味を味わう木の酒の可能性があり、飲食の世界でも新たな展開が期待できる。
閲覧・入手・技術提供の方法(連絡先)
森林総合研究所内にて木のアルコールサンプルの閲覧と香りを確認することが可能/森林総合研究所と共同研究契約およびライセンス契約を締結後、木からアルコールを製造する技術を提供することが可能

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